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2026/09/08
「Paragon(パラゴン)」とは?|ピレッティの新シリーズに込められた名前の意味 【深堀り#10】
Pirettiの新たなシリーズとして2026年に登場した、「Paragon(パラゴン)」。
パラゴンシリーズでは、303SSの削り出しヘッドに、Piretti独自のネオディープミーリングを採用するなど、これまでPirettiが追求してきたフィーリングと精密なものづくりが、一つの形にまとめられています。
では、なぜこのシリーズは「Paragon(パラゴン)」と名付けられたのでしょうか。
実は、この名前には二つの意味が込められています。
ひとつは、Pirettiが目指す理想のパターを表す言葉として。
そしてもうひとつは、創業者でありデザイナーであるマイク・ジョンソン自身と深くつながる場所から。
今回は、パラゴンシリーズの名前に込められた意味と、その背景にあるPirettiのものづくりについて深掘りしていきます。
■ 「Paragon(パラゴン)」にはどんな意味がある?
まず、「Paragon」という言葉には、
「卓越した模範」
「理想的な手本」
という意味があります。
つまり、何か一つの分野において、優れたものの基準となる存在。
Pirettiがこの言葉をシリーズ名に選んだのは、偶然ではありません。
パラゴンシリーズで目指したのは、単に新しいパターをつくることではなく、
クラフトマンシップ
性能
精度
という、Pirettiが長年大切にしてきた価値を、一つのシリーズとして高い次元で形にすることでした。
「Paragon」という言葉そのものが、Pirettiの考える理想のパターを表しているのです。
■ もう一つの「Paragon」――マイク・ジョンソンとユタ州
しかし、この名前にはもう一つの意味があります。
それが、アメリカ・ユタ州南部にある『Paragonah(パラゴナ)』という場所です。
ここは、Piretti創業者のマイク・ジョンソンにとって、長年にわたり大切な時間を過ごしてきた場所の一つ。
ユタ州南部には、荒々しさを残しながらも、静かで美しい自然が広がっています。
人工的に整えられた美しさとは違う、自然そのものが持つ造形美。
その土地とのつながりが、Paragonという名前にもう一つの意味を与えています。
つまり「Paragon」は、単に辞書に載っている言葉から選ばれた名前ではありません。
Pirettiが目指す理想と、マイク・ジョンソン自身の人生にゆかりのある場所。
その二つを重ね合わせて生まれた名前なのです。
■ 「理想」と「原点」を一つの名前に
ここが、パラゴンという名前の面白いところです。
「Paragon」という言葉が表すのは、これから目指す理想。
一方で、Paragonahという場所が表すのは、マイク自身の原点につながる記憶です。
未来へ向かう「理想」と、これまで積み重ねてきた「原点」。
その二つが一つの名前に込められています。
Pirettiが長年パターづくりで大切にしてきたのも、まさにそうした考え方なのかもしれません。
新しいものを取り入れながらも、変えてはいけないものは変えない。
■ パラゴンシリーズに受け継がれるPirettiのものづくり
その思想は、実際のパラゴンシリーズにも表れています。
ヘッドには303SS(303ステンレス)を採用し、精密な削り出しによってヘッド形状を作り上げています。
さらにフェースには、パラゴンシリーズのために開発されたネオディープミーリングを採用。
削り出しによる精密な造形だけではなく、
素材
ヘッド形状
重量設計
フェースミーリング
といった要素を組み合わせることで、Pirettiが追求してきた打感や打音、そしてストローク時のフィーリングを形にしています。
これは、これまでの「深堀り」シリーズでも紹介してきたPirettiの考え方とつながっています。
削り出しだから良い。
303SSだから良い。
ミーリングが深いから良い。
そう単純に一つの要素だけで考えるのではなく、それぞれの要素をどう組み合わせ、プレーヤーが感じるフィーリングにつなげるか。
そこにPirettiのパターづくりがあります。
■ 「Paragon」は、完成形ではなくPirettiの基準
「Paragon」という言葉には、「卓越した模範」という意味があります。
だからこそ、パラゴンシリーズはPirettiにとって一つの到達点であると同時に、これからのものづくりにおける一つの基準でもあります。
長年培ってきたクラフトマンシップ。
精密な削り出し。
素材へのこだわり。
そして、プレーヤーがインパクトで感じるフィーリング。
それらを改めて一つの形にしたのが、Paragonシリーズです。
そしてその名前の背景には、マイク・ジョンソンが大切にしてきた場所への思いも込められています。
■ まとめ|名前を知ると、パラゴンがもっと面白くなる
パラゴンシリーズの「Paragon」という名前には、
「卓越した模範・理想的な手本」
という意味と、マイク・ジョンソンにゆかりのあるユタ州Paragonah(パラゴナ)という場所、二つの意味が込められています。
それは、Pirettiが目指す理想と、マイク自身の原点を重ね合わせた名前。
そして、その思想は303SSの削り出しやネオディープミーリングなど、パラゴンシリーズの細部にも受け継がれています。
パターは、ただボールを転がすためだけの道具ではありません。
そこに込められた素材、設計、加工、そしてつくり手の思想まで知ることで、一本のパターをまた違った角度から見ることができます。
「Paragon」――理想と原点、その二つを一つの名前に。
それが、Piretti Paragonシリーズです。
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