PROFILE
山口文隆|UNO(ウノ)
自分の感性に合うパターを
ゴルフ歴38年、フィッター歴9年。
Pirettiのフィッターとして、一人ひとりの感性やストロークを見極めながら、その方が自然にパッティングできる一本を提案しています。
2016年のPGA SHOWで出会ったマイク・ジョンソンから「一番弟子」という意味を込めて「UNO」と呼ばれるようになった、Piretti Japanを代表するフィッターの一人です。
フィッティングでは、まずマイパターをどのようにアドレスするかを見ます。
この特徴のパターをこのように構えるということは、こういう打ち方をするだろう。
ストロークを見る前から、普段の打ち方がある程度見えてくるからです。私が大切にしているのは、パターがその方の感性に合っているかどうか。
例えば、ストロークの形をあれこれ考えるのではなく、「どのくらいの強さでボールをヒットすればカップに届くだろう」と距離感に集中する。
そんな状態でストロークしたときに、ボールが自然と狙った方向へ転がってくれる。それが、私にとって「感性に合うパター」です。
パターを頻繁に替えている方には、ぜひフィッティングを受けていただきたいと思っています。自分の感性やパターの特徴を知らないまま、合わないパターに一生懸命合わせている方が多いからです。
分かりやすく言えば、度の合わない眼鏡をかけているようなもの。まずは、自分に合うパターを知ることから始めてほしいと思っています.
マイク・ジョンソンと初めて会ったのは、2016年のPGA SHOWでした。
自らを「トラディショナリスト」と呼ぶマイクのこだわりは、高度なクラフトマンシップによって、高級素材の良さを引き出すこと。
そして、私がマイクから教わった中でも、今も大切にしているのが、「パターは自分の感性に合うか、合わないかが大事」という考え方です。
私自身、マイクと出会ってパターに対する考え方が180度変わりました。
以前は、テークバックをまっすぐ引いて、まっすぐ当てることを意識していました。
今は違います。
「この距離を、この強さで入れたい」という感覚だけを大切にしてボールを打つ。
それだけで、パッティングはもっとシンプルになると思っています。
Pirettiが好きなのは、パターの美しさやカッコ良さ、打感と球足の長さ。そして何より、マイク・ジョンソンという人間そのものです。
私のエースパターはCAPRI GSSです。
もともとタイガー・ウッズの大ファンで、長年オーソドックスなクランクネックのパターを使ってきました。
だからこそ、CAPRI GSSの形状にも自然と惹かれました。
長く使ってきた形だからこそ、構えたときに違和感がなく、自分の感性に合っている。そして、Pirettiならではの打感と球足の長さも気に入っています。
フィッターとして多くのパターを見てきた今でも、自分が構えたときに「これだ」と感じられることは、とても大切だと思っています。
ゴルフを始めたきっかけは、競技人口が少ないスポーツなら、プロゴルファーも夢ではないんじゃないかと思ったからです(笑)。今思えば、身の程知らずもいいところですが。
学生時代の試合、社会人になってからはアマチュア競技にも参加してきました。1打足りずにカットされる経験も何度もあり、そのたびに「もう少し真剣にやっておけば」と後悔が。
だからこそ、今はスコアが悪くても投げやりにならないことを大切にしています。
ペブルビーチは、大学のゴルフ部の卒業旅行でラウンドした思い出のコースです。1番で「おはようバーディ」を取った一方、8番ではティーショットをどこに打てばいいのか分からず、ナイスショットがそのまま海へ(笑)。そして18番では、生涯最高のドライバーショットを打つことができました。
ゴルフ以外では車が好きで、今はPirettiのアイコンでもあるライオンにちなんで、プジョー一択です。
フィッターとして大切にしているのは、お客様が笑顔になれるパターを、確信を持って提案することです。
「苦手だったショートパットに自信が持てるようになった」「パット数が大幅に減った」「パターのおかげでベストスコアを更新できた」そんな声を聞けることが、何より嬉しいですね。
「パッティングが楽しくなって、グリーンに上がるのが楽しみ」「狙える感覚が出てきた」そう感じてもらえる一本を見つけたいと思っています。
パター選びは、単に「入るパター」を探すことではありません。自分の感性に合い、余計なことを考えずに距離感へ集中できる。そんな一本に出会えれば、パッティングはもっと楽しくなります。
どんなパターが自分に合うのか分からない方も、まずは今感じていることを聞かせてください。一緒に、その方にとっての一本を探していきます。